2014年02月05日

Brave New World

ものすごく久しぶりにとっても読みたくなって、実家に電話して「たぶんこの棚のあのあたりにあると思う」と説明しながら捜してもらって送ってもらうか、はたまたどうせなら原書を買って読み返そうか、さんざん悩んだ末に図書館で借りるという無難な手に落ち着きました。

「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー著(←読んだことのない方はこちらをクリック)

近所の図書館にはなくて、那覇市立中央図書館から取り寄せてもらいました。
この本を読み返すの何十年ぶりだろー
でもやっぱりものすごく面白くて昨晩一気に読んでしまいました。

この本が書かれたのは1932年。こんな大昔に書かれた本だなんて!
この本が書かれた背景は諸説あるようですが、そもそもSFというジャンルは、何かを暗示するために確立されたもののような気がします。

しかし近所の図書館にこの本が置いていないことにビックリです。
今の中高生は受験勉強に忙しくてハクスリーなんて読まないのかしら?
読んでおくと色々と勉強になると思うけど。。

今回久しぶりにこの本を読んだ感想は、本の序文に書かれているニコラ・ベルジャアエフの言葉に集約されていると思いました。
(以下抜粋です)
ユートピアは現実可能である。生活はユートピアにむかって進んでいる。そしておそらく、知識人や教養ある階級がユートピアを避け、より完全ではないがより自由な、非ユートピア的社会へ還るためにさまざまの手段を夢想する、そういう新しい世紀が始るであろう。

「すばらしい新世界」面白いですよ。まだの方は是非読んでみて下さいね。

ちなみに日本語の新訳はこちら
原書はこちら




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Posted by マー at 10:19│Comments(0)その他
 
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